夢は自分の脳を情報整理したり、記憶をよみがえらせたり、これから自分の心理にかかってくるプレッシャーなどを知らせてくれます。
なぜ、占いはこれを読み解くことができるかというと、そこには確かな根拠があるのです。
「今日はこの服を着ていこう。今日はあの道を通ってあの店に寄ろう」と決めたとします。
しかし、その意思は自分が決めたことではなくて、「脳の中にある無意識が決めている」のです。
自分の行動を決めるコンマ何秒前に、すでに脳が指令を出しているのです。
つまり、脳は常に自分の未来を知っているのです。
これが曲がった道の先で誰と出会い、どんな会話がなされるか。
立ち寄った店で誰と出会い、どんな情報が入ってくるのか。
それを知っている脳は、現実の世界で人や情報との出会いのチャンスを逃すと、映像として訴えてきます。
人との出会いで、チャンスが転がってくるのに声をかけられず逃してしまった。
こういった「心理的な損失」を夢として訴えてきます。
このチャンスを占いとして、夢に従ってきちんとゲットしていれば、そこで未来が一歩開けていくでしょう。
また、占いは自分の身を保護するためにあらゆるプレッシャーから守ってくれる役目をします。
人間の肉体は子孫を残すために活動するという動物的な本能があり、それとともに自分の生命を守ろうとします。
例えば、これから人生における大きなプレッシャーがかかる出来事があるとすれば、その重圧で精神が異常をきたさないよう、夢が自分を守るために映像として訴えてくれるのです。
占いは好転する未来、苦難する未来も教えてくれます。